【30社】サービス業のホワイト企業ランキング一覧表

この記事では、サービス業のホワイト企業ランキングを、平均残業時間と有給消化率の2指標から算出した「激務度」で比較・紹介します。
そこで今回は各社の「平均残業時間（1か月）」と「有給休暇消化率」を OpenWork掲載の最新データに基づいて調査しました
激務度は残業時間（時間）＋（100－有休消化率（%））で算出しており、値が低いほど「残業が少なく有休消化率が高い」＝ホワイト度が高い企業です。
※激務度算出例：残業20時間・有休消化率70%の場合 → 激務度＝20＋(100－70)=50（ポイント）となります。

【一覧表】サービス業のホワイト企業ランキング
サービス業ホワイト企業の紹介
サービス業で本当にホワイトな企業をさがすには入念な調査が必要！
ホワイト企業か判断する方法１：関係者に聞く
ホワイト企業か判断する方法２：全ての口コミサイトを入念にチェック
転職エージェントをフル活用する
サービス業特有の「シフト制の柔軟性」と「隠れ残業」をチェック

【一覧表】サービス業のホワイト企業ランキング

全国のサービス業（ホテル、旅行、アミューズメント、ブライダル、飲食、人材、専門サービス等）のうち、OpenWorkで最新の客観データが揃っている30社を、激務度の低い順にランキング化しました。

企業名	残業時間	有休消化率	激務度
株式会社リクルートマネジメントソリューションズ	15.3h	82.5%	33
株式会社オリエンタルランド	14.8h	80.3%	35
株式会社マイナビ	19.5h	78.4%	41
株式会社リクルートスタッフィング	16.5h	72.1%	44
株式会社JTB	18.2h	70.5%	48
株式会社ジェイエイシーリクルートメント	21.0h	71.3%	50
星野リゾート	24.3h	68.5%	56
株式会社パソナ	22.4h	65.8%	57
株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ	25.1h	64.3%	61
株式会社アデコ	21.5h	59.8%	62
株式会社Plan･Do･See	28.5h	65.4%	63
ミリアルリゾートホテルズ	18.5h	55.4%	63
株式会社学研ホールディングス	22.8h	58.1%	65
パーソルキャリア株式会社	26.4h	61.2%	65
株式会社ユー・エス・ジェイ	24.8h	58.5%	66
アズビル株式会社	26.5h	60.3%	66
株式会社ベネッセコーポレーション	30.5h	62.1%	68
日本郵政株式会社	24.5h	55.2%	69
株式会社エイチ・アイ・エス	25.8h	55.4%	70
東急リゾーツ＆ステイ株式会社	23.5h	53.1%	70
株式会社リゾートトラスト	31.2h	59.5%	72
近畿日本ツーリスト株式会社	28.1h	54.3%	74
楽天グループ株式会社（旅行部門等）	35.8h	61.3%	75
株式会社スタッフサービス	30.1h	54.5%	76
株式会社ワタベウェディング	32.5h	56.4%	76
株式会社共立メンテナンス	29.5h	52.8%	77
株式会社ノバレーゼ	33.1h	55.4%	78
株式会社一休	32.5h	51.5%	81
株式会社オープンハウスグループ	42.5h	60.1%	82
株式会社ネオキャリア	38.5h	50.4%	88

出典：OpenWork（アクセス日：2025年12月時点）

※本ランキングは、OpenWork上で「平均残業時間」と「有給休暇消化率」の両方のデータが取得できた企業のみを対象としています。そのため、業界内の全ての企業を網羅しているわけではありません。

サービス業ホワイト企業の紹介

ランキング上位の企業を中心に、その働きやすさの背景を詳しく解説します。

株式会社リクルートマネジメントソリューションズ

【概要】 企業の人材・組織課題を解決するコンサルティング会社です。リクルートグループの中でも特に専門性が高く、自らが「働き方のモデル」となるべく制度設計されています。
【データ】 残業時間：15.3h ／有休消化率：82.5% ／激務度：33
【評判】 徹底した生産性管理と、心理的安全性の高さがクチコミから読み取れます。有休取得時に理由を問われることはなく、自分のペースで仕事を進めやすい環境です。
【まとめ】 専門性の高いコンサル職でありながら、グループ独自の柔軟な働き方が浸透しており、業界トップクラスのワークライフバランスを誇ります。

株式会社オリエンタルランド

【概要】 東京ディズニーリゾートを運営する企業。ホスピタリティの象徴的存在であり、従業員への教育や還元にも力を入れています。
【データ】 残業時間：14.8h ／有休消化率：80.3% ／激務度：35
【評判】 「ゲストの幸福のために、まずキャスト（社員）が幸せであるべき」という思想が根付いています。残業管理が厳格で、サービス残業の撲滅が徹底されています。
【まとめ】 圧倒的なブランド力を背景にした安定経営により、サービス業特有の長時間労働を回避し、高い有休消化率を実現しています。

株式会社マイナビ

【概要】 就職・転職・進学など多岐にわたる情報サービスを展開。人材紹介からWebメディア運営まで幅広く手掛けています。
【データ】 残業時間：19.5h ／有休消化率：78.4% ／激務度：41
【評判】 以前に比べ、近年は「残業抑制」が全社的な最優先事項として徹底されています。PCの強制シャットダウンや有休奨励日の設定により、メリハリのある働き方が可能です。
【まとめ】 人材・広告系という多忙なイメージのある業態ながら、上場企業レベルの労務管理が機能している優良企業です。

株式会社リクルートスタッフィング

【概要】 リクルートグループの人材派遣会社。オフィスワーク派遣を中心に、業界をリードする規模を誇ります。
【データ】 残業時間：16.5h ／有休消化率：72.1% ／激務度：44
【評判】 リクルート独自の「Step7」休暇制度など、リフレッシュを推奨する仕組みが充実しています。営業職であっても、在宅勤務や直行直帰を組み合わせ、効率的に稼働する文化があります。
【まとめ】 大手グループとしての盤石な制度があり、生産性を高めて「休むべき時に休む」スタイルが完全に定着しています。

株式会社JTB

【概要】 日本最大の旅行会社。法人営業から店舗、Webサービスまで多角的に展開する、観光業界の絶対王者です。
【データ】 残業時間：18.2h ／有休消化率：70.5% ／激務度：48
【評判】 旅行業界という特性上、繁忙期は存在しますが、大手ならではの人員配置により一部の社員に負荷が集中するのを防いでいます。福利厚生や教育制度の充実度もトップレベルです。
【まとめ】 業界全体の「ホワイト化」を牽引する立場として、安定した就業環境と高い有休消化率を維持しています。

株式会社ジェイエイシーリクルートメント

【概要】 ハイクラス層に特化した人材紹介事業を展開。外資系やグローバル企業の求人に強みを持ちます。
【データ】 残業時間：21.0h ／有休消化率：71.3% ／激務度：50
【評判】 成果主義ながらも、「長時間労働を良しとしない」風土があります。コンサルタント個人の裁量が大きく、成果さえ出していればスケジュール調整は非常に容易です。
【まとめ】 高年収を狙えるエージェント職でありながら、激務度が低く抑えられており、プロフェッショナルな働き方が可能です。

星野リゾート

【概要】 全国各地でリゾートホテルや温泉旅館を運営。独自の運営手法で観光業界に革新を起こしています。
【データ】 残業時間：24.3h ／有休消化率：68.5% ／激務度：56
【評判】 「マルチタスク」による業務効率化により、サービス業にありがちな無駄な待機時間を削減しています。フラットな組織文化で、休みもチーム内で調整しやすい傾向にあります。
【まとめ】 運営の効率化を突き詰めることで、宿泊業という厳しい環境下でも高い有休消化率を維持している稀有な存在です。

株式会社パソナ

【概要】 総合人材サービスの草分け的存在。地方創生事業など、従来の派遣事業の枠を超えた展開を行っています。
【データ】 残業時間：22.4h ／有休消化率：65.8% ／激務度：57
【評判】 充実した福利厚生や「淡路島」をはじめとするユニークな社内施設などが評判です。残業抑制への意識は年々高まっており、有休取得も全社的に推進されています。
【まとめ】 社会貢献への意欲が高い社員が多く、組織として従業員のライフスタイルに寄り添う姿勢が数値に現れています。

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ

【概要】 ハウスウェディングの先駆者。独自のブランド力でブライダル業界をリードしています。
【データ】 残業時間：25.1h ／有休消化率：64.3% ／激務度：61
【評判】 土日出勤が必須の業界ですが、平日の振替休日取得や、リフレッシュ休暇の運用が徹底されています。「休む時は全力で休む」というポジティブな文化があります。
【まとめ】 顧客の幸せをプロデュースする企業として、従業員自身のQOL向上にも非常に意欲的なホワイト企業です。

株式会社アデコ

【概要】 世界的な人材サービス企業であるアデコグループの日本法人。グローバルなノウハウを活かした制度が特徴です。
【データ】 残業時間：21.5h ／有休消化率：59.8% ／激務度：62
【評判】 外資系らしいドライな合理性があり、残業の少なさがクチコミでも高く評価されています。個人の自律性を重んじるため、リモートワーク等の活用もスムーズです。
【まとめ】 業界大手としてのコンプライアンス意識の高さと、外資系の効率重視な文化がホワイトな環境を支えています。

株式会社Plan･Do･See

【概要】 ホテル、レストラン、ウェディング事業を展開。デザイン性の高い空間と高いサービスレベルで知られます。
【データ】 残業時間：28.5h ／有休消化率：65.4% ／激務度：63
【評判】 「サービス業界で日本一働きたい会社」を目指しており、独自の研修制度や評価体系が充実しています。多忙ですが有休の連休取得も推奨される文化です。
【まとめ】 業務の密度は高いものの、リフレッシュを重視する組織文化が浸透しており、充実したワークライフを実現できます。

ミリアルリゾートホテルズ

【概要】 ディズニーアンバサダーホテルなど、東京ディズニーリゾート内の直営ホテルを運営。
【データ】 残業時間：18.5h ／有休消化率：55.4% ／激務度：63
【評判】 オリエンタルランドグループの安定した労務管理が適用されています。ホテル業界の中では残業が非常に少なく、コンプライアンス遵守の意識が高いです。
【まとめ】 宿泊業界トップクラスの残業の少なさを誇り、安定して長く働きたい人にとって理想的な環境です。

株式会社学研ホールディングス

【概要】 教育・出版事業を主軸に、近年は介護・福祉などのサービス事業も大きく展開。
【データ】 残業時間：22.8h ／有休消化率：58.1% ／激務度：65
【評判】 出版部門のイメージがありますが、持ち株会社化によりグループ全体のガバナンスが強化されています。ワークライフバランスへの配慮は高く、穏やかな社風です。
【まとめ】 長い歴史を持つ教育企業としての誠実さが、安定した労働環境と着実な有休消化に繋がっています。

パーソルキャリア株式会社

【概要】 転職サービス「doda」等を運営。人材サービス業界におけるテクノロジー活用を牽引しています。
【データ】 残業時間：26.4h ／有休消化率：61.2% ／激務度：65
【評判】 「はたらいて、笑おう。」のビジョンを自ら実践すべく、働き方改革に注力。コアタイムなしのフルフレックス制度などが現場レベルで活用されています。
【まとめ】 急成長中のIT・人材ハイブリッド企業でありながら、自由度の高い制度設計でホワイトな環境を維持しています。

株式会社ユー・エス・ジェイ

【概要】 大阪のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」を運営。
【データ】 残業時間：24.8h ／有休消化率：58.5% ／激務度：66
【評判】 外資系資本による合理的な運営と、エンタメ企業らしい活気が同居しています。残業代の1分単位支給や、休日取得の厳格な管理がなされています。
【まとめ】 巨大なパーク運営という多忙な現場を抱えながら、グローバル基準の労務管理で従業員の負担を適切に管理しています。

アズビル株式会社

【概要】 ビル管理や工場向けの自動制御・サービスを展開。建物メンテナンスなどのBtoBサービスに強み。
【データ】 残業時間：26.5h ／有休消化率：60.3% ／激務度：66
【評判】 非常に堅実なメーカー系サービス企業です。有休消化率が年々上昇しており、上司が進んで休みを取るため、部下も休みやすいという好循環があります。
【まとめ】 BtoBサービスを主力とする安定性から、突発的な激務が少なく、着実にワークライフバランスを向上させています。

株式会社ベネッセコーポレーション

【概要】 「進研ゼミ」等の教育サービス大手。近年は介護事業も大きな柱となっています。
【データ】 残業時間：30.5h ／有休消化率：62.1% ／激務度：68
【評判】 以前に比べ、残業時間の上限規制が厳格化されました。女性社員の比率が高く、ライフイベントに応じた働き方の多様性が認められています。
【まとめ】 教育のリーディングカンパニーとして、社員の自己研鑽や休息を尊重する風土が制度に反映されています。

日本郵政株式会社

【概要】 郵便・物流から金融サービスまでを全国展開。圧倒的なインフラ力を持つ巨大組織。
【データ】 残業時間：24.5h ／有休消化率：55.2% ／激務度：69
【評判】 公務員時代の流れを汲む高い安定感と、労務規定の遵守は業界内でもトップクラスです。福利厚生の充実度や雇用の安定性は抜群です。
【まとめ】 派手さはないものの、法令を遵守した堅実な働き方を求めるなら最良の選択肢の一つです。

株式会社エイチ・アイ・エス

【概要】 旅行業界大手。格安航空券から宇宙旅行まで、独自の開拓精神で事業を展開。
【データ】 残業時間：25.8h ／有休消化率：55.4% ／激務度：70
【評判】 かつてのハードワークなイメージは薄れ、近年は働き方改革による残業削減が進んでいます。旅行好きの社員が多く、自分自身も旅行を楽しむために有休を活用する風潮があります。
【まとめ】 旅行業界という多忙な業態ながら、上場企業としてのガバナンスが効き、健全な労働環境へとシフトしています。

東急リゾーツ＆ステイ株式会社

【概要】 東急グループの会員制リゾート、ホテル、ゴルフ、スキー場などの運営を一手に担う。
【データ】 残業時間：23.5h ／有休消化率：53.1% ／激務度：70
【評判】 東急ブランドの安定感があり、福利厚生が非常に手厚い。現場勤務でもシフト管理がしっかりしており、残業抑制の圧力が強いというクチコミが目立ちます。
【まとめ】 大手不動産・電鉄グループの資本力により、サービス品質と労働環境の質の双方が高い次元で保たれています。

株式会社リゾートトラスト

【概要】 会員制リゾート「エクシブ」を主力とする業界最大手。ホテル運営とメディカル事業の2本柱。
【データ】 残業時間：31.2h ／有休消化率：59.5% ／激務度：72
【評判】 接客の質を維持するため、社員のメンタルヘルスや休息を重視する傾向にあります。残業代は全額支給で、有休も閑散期にまとめて取得できる体制です。
【まとめ】 富裕層向けビジネスの安定収益により、宿泊業の中では高水準の待遇と働きやすさを提供しています。

近畿日本ツーリスト株式会社

【概要】 KNT-CTホールディングス傘下の旅行大手。団体旅行や自治体関連事業に強み。
【データ】 残業時間：28.1h ／有休消化率：54.3% ／激務度：74
【評判】 安定した事業基盤を持つ老舗企業として、福利厚生は非常に整っています。組織改革が進んでおり、若手でも有休を取りやすい雰囲気へと変化しています。
【まとめ】 旅行業界という激変期にあっても、歴史ある企業ならではの従業員保護の精神が、労働環境を下支えしています。

楽天グループ株式会社（旅行部門等）

【概要】 「楽天トラベル」をはじめとする多角的なサービス事業を展開。
【データ】 残業時間：35.8h ／有休消化率：61.3% ／激務度：75
【評判】 スピード感は非常に早いが、社内のカフェテリア利用や先進的な福利厚生が充実。残業は部署によりますが、有休取得はWeb上で完結し、非常にスムーズです。
【まとめ】 ITサービスとしての効率性を追求しており、多忙さはあるものの、現代的なホワイト企業の側面を併せ持っています。

株式会社スタッフサービス

【概要】 リクルートグループの人材派遣。圧倒的な求人数と全国ネットワークを誇る。
【データ】 残業時間：30.1h ／有休消化率：54.5% ／激務度：76
【評判】 かつてのような超多忙なイメージは払拭されています。グループ全体での働き方改革の恩恵を受け、残業時間の適正化が進んでいます。
【まとめ】 大規模な人材インフラを支えるやりがいと、大手ならではの守りの制度がバランス良く共存しています。

株式会社ワタベウェディング

【概要】 リゾートウェディングの最大手。国内外に拠点を持ち、挙式から衣装までトータルプロデュース。
【データ】 残業時間：32.5h ／有休消化率：56.4% ／激務度：76
【評判】 結婚式という責任ある仕事を担いますが、チーム制での運営が徹底されています。シーズンオフにはしっかりと有休を消化し、リフレッシュする習慣があります。
【まとめ】 専門性の高い接客業ながら、上場グループの一員として労務管理が適切に行われている企業です。

株式会社共立メンテナンス

【概要】 ドーミーイン（ビジネスホテル）やリゾートホテル「ラビスタ」を運営。
【データ】 残業時間：29.5h ／有休消化率：52.8% ／激務度：77
【評判】 業績が好調で、現場への投資に積極的です。「食」や「風呂」にこだわる社風は社員への還元にも現れており、宿泊業の中では比較的休みが取りやすい傾向です。
【まとめ】 成長著しいホテルチェーンとして、現場の負担軽減と待遇改善を並行して進めている優良企業です。

株式会社ノバレーゼ

【概要】 ブライダル事業、レストラン事業を展開。高いデザイン性とホスピタリティが特徴。
【データ】 残業時間：33.1h ／有休消化率：55.4% ／激務度：78
【評判】 「人を大切にする」経営を掲げ、クリエイティブな休暇制度などが話題になることも多いです。多忙な時期はありますが、社員のモチベーションを維持する仕組みが優れています。
【まとめ】 ブライダル業界の中では残業削減に最も熱心な企業の一つであり、スタイリッシュに働きたい層から高い支持を得ています。

株式会社一休

【概要】 宿泊・レストラン予約サイト「一休.com」を運営。ヤフーグループ（LINEヤフー）に属する。
【データ】 残業時間：32.5h ／有休消化率：51.5% ／激務度：81
【評判】 少数精鋭の組織。ITとサービスが融合しており、合理的な働き方を好む人に向いています。大手グループの福利厚生が利用でき、制度は非常にしっかりしています。
【まとめ】 サービスの質にこだわる分、業務の質は高いですが、大手傘下の安定性とIT企業らしい効率性がホワイト度を支えています。

株式会社オープンハウスグループ

【概要】 不動産開発・販売を中心に、多岐にわたる関連サービスを提供。
【データ】 残業時間：42.5h ／有休消化率：60.1% ／激務度：82
【評判】 仕事は非常にハードですが、その分高い報酬が得られる「やりがいホワイト」な側面があります。近年は残業時間の抑制にも力を入れ始めており、有休の取りやすさは改善されています。
【まとめ】 高いエネルギーで成長したい層にとっては、制度が整い報酬が明確なホワイトな環境と言える側面があります。

株式会社ネオキャリア

【概要】 人材紹介、広告、HRテックを展開。若手中心のエネルギッシュな社風。
【データ】 残業時間：38.5h ／有休消化率：50.4% ／激務度：88
【評判】 成長スピードが速く、若いうちから大きな裁量を持てます。制度面も急速に整備されており、以前に比べるとワークライフバランスの意識が格段に向上しています。
【まとめ】 サービス業の活気と成長機会を重視しつつ、最低限の労務ガバナンスが確保された「成長型ホワイト」企業です。

サービス業で本当にホワイトな企業をさがすには入念な調査が必要！

ランキングから分かる通り、サービス業の中でもホワイト度には大きな開きがあります。特にサービス業においては、「ブランドイメージ」と「実態」が乖離しているケースが少なくありません。

華やかな表舞台の裏側で、どの程度の負荷が現場にかかっているのか。これを判断するためには、平均値だけでなく「個別の現場事情」に踏み込む必要があります。特にサービス業は拠点が全国に分散しているため、本社はホワイトだが地方拠点はブラック、といった「拠点差」も発生しやすいためです。

ホワイト企業か判断する方法１：関係者に聞く

サービス業において最も信頼できる情報は、実際にその企業の現場で働いている、あるいは働いていた関係者の声です。

SNSでのヒアリング： 近年ではX（旧Twitter）やLinkedInで、現役社員が実情を投稿していることもあります。
店舗視察： 志望する企業の店舗（ホテルや飲食店など）へ客として赴き、スタッフの表情や動きを観察してください。余裕のなさが表情に出ている現場は、慢性的な人手不足＝激務である可能性が高いです。

現場の空気感は、数字以上にその企業のホワイト度を物語ります。