WEBマーケターってどんなやりがいがあるの?
このようなお悩みにお答えします。
この記事の著者:はじめ
・現役WEBマーケター
・WEBマーケ歴3年
・支援内容はSEOがメイン
・WEBサイト制作、LPOなど幅広く携わる
いきなりですが、WEBマーケティングはやりがいだらけです笑
私も未経験からWEBマーケターに転職しましたが、実際にはたらいてみて実感したやりがいがたくさんありました。
そして今では「WEBマーケティング会社に転職して良かった」と心の底から感じています。
ではどうしてそれくらいのやりがいを感じられるのか。
実際に働いて感じたWEBマーケターのリアルを徹底解説していきます!
私が実感したWEBマーケティングのやりがい7選
結論、私が働いて実感したWebマーケティングのやりがいはこちらの7つです。
やりがい1:頑張った結果が数字で現れる
1つ目は「頑張った結果が数字で現れる」という事です。
例えば、SEO施策を実施して上手くいった場合
「Webサイトアクセス増加」
という形で目に見えた結果が返ってきます。
例えばこんな感じ(Googleアナリティクスのデータです)
施策実施前↓
施策実施後↓
ご覧の通り、施策を実施した後はアクセスが劇的に伸びました。
こんな感じで頑張った結果を数字で見れる事がやりがいです。
自分の力でお客さんやその先のユーザーに変化を与えられたんだなと感じます。
やりがい2:お客さんから感謝の言葉をもらえる
2つ目のやりがいは「お客さんから直接感謝される」という事です。
WEBマーケティングで施策を打った後の成果が明確に現れます。
その分、うまくいった時にお客さんからめちゃくちゃ感謝されるんですよね。
「〇〇さんに頼んで本当によかったです。」
「〇〇さんのおかけで売り上げがあがりました!」
などというお言葉を直接、またはチャットなどで頂く事があります。
お客さんからこんな感謝の言葉をもらうと
「本当にWEBマーケティングをやっててよかった」
と感じますね。
自分の力でお客さんに価値を提供出来ていると実感する一幕です。
やりがい4:お客さんの経営に大きなインパクトを与えられる
4つ目のやりがいは「お客さんの経営に大きなインパクトを与えられる」という事です。
例えば1件受注できれば50万円の売上が上がるお客さんの例を挙げましょう。
仮にWEB集客が上手くいき月間10万PVの集客に成功すれば、リード数は月間100件ほど取る事が出来ます(業種によって変わりますが)。
そのうち20%、つまり20件成約につながれば50万円×20件=1000万円の売上を上げる事が出来ます。
年間で1億2千万円の売り上げに貢献できるという事です。
ここまでくるとお客さんの経営に大きなインパクトを与えられます。
この月1000万円の売上を飛び込み営業で獲得しようとすると、とてつもない人件費や労力がかかります。
つまり、WEBマーケティングに成功するとコストをめちゃくちゃ抑えた上で大きな売上を作り出す事が出来るのです。
ここまでくると
「WEBマーケティングはなくてはならないもの」
になるんですよね。
これだけ経営にインパクトを与えられるのは、WEBマーケティングならではの大きなやりがいです。
やりがい5:市場価値が高まっていると感じる
5つ目のやりがいは「市場価値がどんどん高まっていると感じる」事です。
WEBマーケティングに携わっていると色々な課題に直面します。
例えば
・アクセスがなかなか集まらない
・アクセスが集まったけど売上に繋がらない
・サイトのデザインがいまいち
など様々です。
こうした課題を1つ1つクリアしていく過程で「WEBマーケティングスキル」がどんどん高まっていくんです。
例えば私の場合は
「SEO対策」
しか強みがありませんでした。
しかしお客さんの課題を解決していく過程で
・CVR(コンバージョン最適化)
・UI、UX改善
・WEBサイト設計
・広告運用
など自分に出来る事がどんどん増えていったんです。
その過程で「自分の市場価値がどんどん上がっている」という事を自然と実感する事が出来ます。
これはWEBマーケティングをやっているからこそ特に感じるやりがいの1つですね。
やりがい6:戦略を組み立てている感覚が楽しい
6つ目のやりがいは「戦略を組み立てている感覚が楽しい」という事です。
WEBマーケティングの仕事では「頭で考えて戦略を設計する」という場面がめちゃくちゃ多いです。
例えばSEO対策の場合だと
・どのキーワードから狙っていくべきか
・問合せを増やすために導線をどう設計するか
・記事の構成はどうやって作るべきか
など頭の中で戦略を描いていく場面がたくさんあります。
そして、この戦略を頭で設計している時間がめちゃくちゃ楽しいんです。
「成果を出すための最短ルートは何か」というパズルを解いている感覚ですね。
前職はひたすら頭を下げる泥臭い営業マンだったので、その時に比べても頭でしっかりと考える時間が圧倒的に増えました。
前職と比較しても特に実感したやりがいの1つですね。
やりがい7:社会への影響力を実感出来る
7つ目は「社会への影響力を実感出来る」という事です。
例えばお客さんのサイトのアクセスがアップした時は
「多くの人が自分が打った施策により行動が変わった」
と実感する事が出来ます。
例えば先ほどご紹介したSEO対策の事例。
施策を実施したことにより30分間で約40名近くがサイトに訪れいています。
つまり過去30分間だけでも約40人の人の行動を変えられているという事です。
WEBマーケティングでは施策を打った後の影響が大きいです。
そのためこのように、多くの人の行動を変えられているという実感を持つ事が出来ます。
やりがい8:独立のキャリアプランも描ける
8つ目は「独立のキャリアプランも描ける」という事です。
なぜならWEBマーケティングは「手に職をつけられる」仕事だからです。
例えばSEO対策にメインで携わっている場合は「Webサイトのアクセスを増やす」という専門性を身につける事が出来ます。
さらに、「Webサイトのアクセスを増やしたい」と思っている人は世の中にたくさんいます。
つまり、身につけた能力が社会に出てそのまま価値として提供できるので、独立のキャリアプランを描きやすいんです。
一方で私が前職で勤めていた「営業」の場合はなかなか独立は難しいです。
例えば大手メガバンクの営業をやっていたからといって、いきなり中小企業の営業を代行するという事は出来ません。
商材の知識も必要ですし、営業独自の人間関係というものもありますからね。
それに比べてWEBマーケティングは、身につける力をそのまま価値として提供できるので独立のキャリアも描きやすくなります。
やりがい9:副業で収入もアップ出来る
9つ目のやりがいは「副業で収入もアップ出来る」という事です。
月5~6桁の副収入が手に入るのはでかいです笑
そして、WEBマーケティング職は副業とめちゃくちゃ相性が良いんですよね。
例えば私はWEBマーケティングで身につけた力を生かして「ブログ」副業で月6桁ほどの収益をゲットしています。
SEO対策の知識があれば副業ブログのアクセスアップは比較的簡単です。
自分の仕事を副業に生かして収入がアップするという事も、WEBマーケティングをやってて感じるやりがいの1つですね。
【体験談】特にやりがいを感じた案件のエピソード
ここで1つ、私が特にやりがいを実感した案件のエピソードをご紹介します。
SEO対策のご依頼を頂いたお客様の事例です。
案件が始まった当初のお客様のサイトのアクセス数はざっくりこんな感じでした。
・PV数 2万PV/月
・CV数 10件/月
サイトを分析したところ課題だらけである事が判明。
まだまだ伸ばせる余地があり、下記施策を提案しました。
・新規コラム記事100本作成
・被リンク獲得
・サイトの内部リンク設計
当初なかなか成果が上がらずにお客さんをなんとか説得し続ける日々でしたが、2~3ヶ月たった後にサイトがどんどん成長してきました。
結果的に1年後にはこれくらいの成果が出ました。
・PV数 20万PV/月
・CV数 200件/月
PV数は10倍、CV数はなんと20倍に増加。
これにはお客さんもびっくり。
「信じて頼り続けて本当によかったです」
という言葉を頂いた時はめちゃくちゃ嬉しかったです。
逆にWEBマーケターをやってて辛い事
もちろんWEBマーケティングはやりがいばかりがある仕事ではありません。
やりがいとセットで辛い事も一緒についてきます。
ではどのような辛い事があるのか、具体的に3つ解説していきます。
辛い事1つ目:成果が出ない時
1つ目は「お客さんお成果がなかなか出ない時」です。
WEBマーケティングはどれだけ頑張って考えた施策でも、必ず成果が上がるとは限りません。
契約は継続してもらえているのに、成果が伴ってこない。
この時期はやっぱりつらいですね。
お客さんはどれだけ頑張ったかは全くどうでもよくて、とにかく成果が出てなければ評価は0に近くなります。
そのため、成果がなかなか出ていないお客さんとのMTGでは雰囲気が悪くなる事も…
成果が出ない時にお客さんを安心させながら施策を打っていくグリップの時期がやっぱり大変ですね。
「本当にこのままで良いのか」と自問自答の日々が続きます。
特にWEBマーケティング職に転職したばかりの頃はついていくのに必死で、成果も伴ってこない事がしばしば。
ここで踏ん張らないと精神的にはけっこうきついかもしれません。
辛い事2つ目:クレームが発生するとき
2つ目は「クレームが発生する」事です。
1つ目に辛い事でご紹介したように成果が出ない時期が続いた場合はお客さんからクレームが入る事があります。
そもそもチャットやメールなどでのやりとりで基本動作がしっかりと出来ていなければ、成果云々の前にクレームが発生する事もありますね。
このクレームをうけた瞬間がぶっちゃけ一番辛いです。
私が担当クラインとから初めてクレームを受けた時は、結構絶望的な気持ちになりました…笑
そしてクレームが発生すると、そこから巻き返すための労力が半端ないんです。
まずはお客さんにしっかりとお詫びをするところから始まり、その状況を打開するための施策を検討しなければなりません。
クレームが発生する事でタスク量と精神的負担が10倍くらいに増えるイメージですね。
クレームが入ったお客さんからのチャットが来ると、毎回心臓が止まるかと思う事もあります笑
WEBマーケティングという絶対的な正解がない正解では一度は経験するクレーム。
これはやっぱり辛いと感じる瞬間ですね。
辛い事3つ目:細かな作業が多すぎる時
3つ目は「細かな作業が多すぎる」事です。
WEBマーケティングは一見華やかな仕事に見えて、実はかなり泥臭い仕事です。
お客さんの成果を出すために競合サイトを数十個分析する事もあります。
分析は人の目で判断しないといけない事も多いので、AIに任せられない範囲です。
楽しくもありますが、そうした細かな作業がひたすら続くと途中でどうしても疲れてしまいます。
先ほどあげた「成果が上がらない」「クレームが発生する」に比べたら微々たるものですが、細かな作業が多い事もWEBマーケティングをやっていてたまに辛いと感じる事です。
辛い事4つ目:激務になる時
4つ目は「激務になる」事です。
2つ目、3つ目の辛い事と関連しますが、仕事がうまくいかなかったり細かなタスクが増えてくるとどうしても激務になってしまいます。
時には朝8時に出社して夜23時に退社することもあったり…
激務になると負のスパイラルに陥ります。
忙しくて疲れが溜まる→仕事のパフォーマンスが落ちる→ミスをする→タスクが増える
というイメージです。
このスパイラルに入るとWEBマーケティングが辛くなってきますね..笑
ただ、いつも激務かというとそんな事はありません。
体感ですが激務で辛いと感じる時は全体の5%くらいですかね。
転職したてのWEBマーケ初心者の頃は慣れていないので激務になる日が増えがちです。
しかし、どんどん慣れてくると日に日に激務で辛い日よりもやりがいを感じて楽しいと感じる日の方が多くなってきますよ。
それでも私は「やりがい」が「辛い事」を大きく超えるから続けている
WEBマーケターの「やりがい」と「辛い事」をご紹介してきました。
ここまで見てきて「辛い事」に目がいってしまって「WEBマーケターって本当に楽しいのかな?」と疑問に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん辛い事が続いた時は「WEBマーケティングに本当にむいているのか..?」と思う事も何度かありました。
それでも私は「やっぱりWEBマーケティングは楽しい」と感じてずっとこれからも続けようと思っています。
なぜなら「辛い事」を大きく上回るくらいの「やりがい」があるからです。
WEBマーケティングをやっていて
・お客さんの成果が上がる
・感謝の言葉をもらう
・自分の能力がどんどん上がっていく
という経験をすると離れられなくなるんですよね笑
ここは人によって分かれるかもしれません。
そして、最初は多かった「辛い事」も能力が上がっていくにつれでどんどん小さくなっていきます。
対応できる課題の幅が広がり、成果を上げられる確率も高くなんていくんです。
自分の能力が上がり、成功する回数も増えてお客さんから感謝される回数もどんどん増えてくるんですよね。
このスパイラルに入るともう抜けられなくなります笑
その度に「辛い事」はまたやってきますが、乗り越えた後はなんともいえない達成感もあります。
そうした「やりがい」と「辛い事」を比べると、圧倒的に「やりがい」の方が勝っちゃうんです。
だから
WEBマーケティングにオタクっぽくにはまれる人
は向いているのかもしれません。
一方で
WEBマーケティングに面白みを感じられない人
は辛い事が勝っちゃって仕事が嫌になるかもしれません。
こればっかりはやってみないと分からない事。
とはいえ今の仕事につまらなさを感じている人は一度チャレンジしてみることをおすすめします。
どうしても躊躇してしまう人はブログやSNSアカウントを解説して、WEBマーケティングを副業から始めてみると良いでしょう。
そこでブログやSNS集客にハマればWEBマーケティングに向いているかもしれません。
まずは行動です。
少しでもWEBマーケティングに興味を持ったら何か行動をしてみましょう!