Webマーケティング職は激務なのか?実際のところを現役社員が解説

WEBマーケ
悩んでいる人
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WEBマーケテイング職って激務なの?
転職を考えてるけど忙しい環境なのか気になる…

このようにお悩みなのではないでしょうか。

 

そこで今回は現役WEBマーケターである私はじめが、WEBマーケティング職は激務なのかどうかを徹底解説します。

はじめ
はじめ

この記事の著者:はじめ
・現役WEBマーケター
・WEBマーケ歴3年
・支援内容はSEOがメイン

結論、WEBマーケティング職が激務かどうかに関する結論は下記の通りです。

ウェブマーケティング職は激務か?
→月40~60時間の残業が激務と感じれば激務

なぜそう言えるのか。
実際にWEBマーケティング業界で3年働く私が、リアルな事情を詳しく解説していきます。

結論:月40~60時間の残業が激務と感じればWEBマーケ職は激務・そうじゃないなら激務ではない

冒頭でもお伝えしましたが、WEBマーケティング職が激務かどうかはあなたが月どれくらいの残業時間で激務と感じるかによって変わってきます。

その目安が「残業時間:月40~60時間」です。

ではなぜそう言えるのか、分かりやすく解説していきます。

実際の生データを調べてみると…残業は平均35時間

WEBマーケティング職に絞った残業時間の統計データは探したけど見つかりませんでした。

そこで代表的なWEBマーケティング会社を20社ピックアップし、Openworksでそれぞれの残業時間を調査してみました。

Openworksとは、実際に企業で働いている、または働いたことのある社員が残業時間や年収の口コミを投稿しているサイトです。
この情報が実際のリアルな残業時間が分かる生データかと思います。

結論、代表的な会社20社とそれぞれの残業時間はこちらです。

社名 残業時間 業種
サイバーエージェント 44時間 総合支援
電通デジタル 39時間 総合支援
アイレップ 47時間 総合支援
オプト 42時間 総合支援
株式会社Speee 42時間 SEO
Faber Company 26時間 SEO
ナイル 23時間 SEO
アイオイクス 32時間 SEO
PLAN-B 32時間 SEO
ウィルゲート 23時間 SEO
フルスピード 34時間 SEO
株式会社GIG 14時間 サイト制作
メンバーズ 14時間 サイト制作
株式会社LIG 40時間 サイト制作
ヴァンテージマネジメント 70時間 WEB広告
オプト 42時間 WEB広告
デジタルアスリート 42時間 WEB広告
トランスコスモス 20時間 WEB広告
セプテーニ 40時間 WEB広告
アドウェイズ 35時間 WEB広告
バリューコマース 24時間 ASP

このデータだと、平均の残業時間は35時間でした。
土日祝休みで月の労働日数が20~22日だとすると、1日の残業時間は約1.7時間の計算です。

9時に出社して18時半~19時くらいに会社に出るイメージですね。

ただ、実際のリアルはもう少し多いと思う(月40~60時間くらい)

ただし、実際のリアルはもう少し残業時間が多いと見積もった方が良いと思います。
今WEBマーケターとして現場で働いている私のリアルな感覚です。

ざっくり月40時間~60時間と見積もっておいた方が良いでしょう。

実際に私の会社では残業時間が35時間の人はほとんどいません。
また、その他の知り合いのWEBマーケターが何人かいますが、月35時間の残業で住んでいる人は少ないように感じます。

私の感覚としては少なくとも月50時間は残業(9時に出社して19時半に帰るくらい)しているイメージですね。
もちろん人や会社・業種によっても変わりますが。

ただ、WEBマーケティング職は月35時間の残業で済むと考えていると「思っていたのと違う」と感じる可能性が高いと思います。
みんな結構残業してますよ…

私の場合は….残業は月60~80時間くらい

じゃあ実際に現役WEBマーケターである私はどれくらい残業をしているのか。
結論「月60~80時間くらい」です。

朝9時に出社して夜19時半~21時に会社を出る事が多いですね。
忙しい時は朝8時に出社して夜23時に帰ることもあります。(かなり珍しいですけど)

1日の流れはざっくりこんな感じです。

とある1日の流れ

・ 9:00 出社
 ・9:00〜12:00 キーワード選定作業
・12:00〜13:00 お昼ご飯
・13:00〜14:00 お客さんと会議
・14:00〜16:00 次の会議の準備
・16:00〜17:30 お客さんと会議 
・17:30〜18:00 ちょこっと休憩
・18:00〜19:00 SEOサイト分析
・19:00〜20:00 記事ディレクション 
・20:00 帰社

で、私の会社だと周りの人もこんな感じです。
中にはもっと会社に遅く残っている人もいますし、もっと早く会社を出る人もいます。
ただ、実際のリアルな現実は、これくらいの残業時間は覚悟しておいた方が良いと思います。

 

WEBマーケターのリアルな1日の流れは下記記事で詳しく解説しています!
現役webマーケターの1日の流れと業務内容を超具体的に解説

こんな場合ウェブマーケティング職はもっと激務になるかも

さらに、WEBマーケターとして働いていてさらに激務になるケースがあります。
それぞれご紹介していきますね。

①まだ仕事に慣れていない時

1つ目は「まだ仕事に慣れていない時」です。

未経験の場合、最初はWEBマーケティングに関する知識がないためついていくのに必死です。
いきなり案件にアサインをされるとキャッチアップのために遅くまで残業をする必要が出てくる事もあります。

経験者と比べてタスクを処理する時間も倍になる事があるので、最初の方は仕方がないですね。
私の知り合いだと、入社当初は「朝7時出社、夜23時退社」が当たり前だったという人もいました。

ただし研修制度がしっかりしている会社であれば、徐々に慣れながら能力を身に付けさせてくれるので、いきなり放り込まれて激務になると言うことはないでしょう。
一方、ベンチャー企業でいきなり仕事を任されて、ついて行くのに必死にになり激務になるという可能性もあります。

ここは転職する時にしっかりと精査をしておいた方が良いポイントですね。

②会社に人が足りていない時

2つ目は会社に人が足りていない時です。

これは当然で、人手不足だと1人あたりに任される案件の数も増え、必然的に仕事の量も増えます。
さらに人手不足だと新人への研修を手厚く行う体制も整っていない可能性が高いので、いきなり案件にアサインされて仕事を任せられることもあるでしょう。

そのため、ある程度人が足りているところ、または業務委託などで仕事をうまく外注できている会社を選ぶ事が激務を避けるポイントになります。

私が考えるWEBマーケ職が激務になる3つの理由

ではなぜこのようにWEBマーケティング職は激務になるのでしょうか。
現役WEBマーケターとして働いている私が感じている3つの理由をご紹介します。

クライアントワークがあるから

1つ目の理由は「クライアントワークがあるから」です。

WEBマーケティング職はお客様の経営課題をWEBマーケティングという視点でコンサルティングをし、解決をするという仕事です。
常に仕事の先にはお客さんがいて、そのお客さんの要望に応えなければなりません。

その要望に応えるためにやらないければいけない事がたくさんあるのです。
例えば、進捗報告や施策の共有をするためにお客さんとのMTGは定期的にありますし、そのMTGのための資料を作成する必要があります。
また、お客さんの課題を解決するための施策を考案したり、施策の実行やディレクションをする必要があります。

このように、WEBマーケティング職とはクライアントワークがメインであり、その要望に応えるに実行しなければならないタスクが無数にあるのです。

答えがない仕事だから

さらに、先ほどお伝えしたクライアントの要望に応える解決策には、答えがありません。

例えばWebサイトからの問合せ数を増やしたいというお客様からの要望があった場合、その要望を叶えるために実行するべきことは無数にあります。
例えば私のSEOコンサルティングの場合だと、「SEO記事を書いて集客を増やす」「問合せフォームを改修してCV率を上げる」「WEB広告を打つ」などなど、考えられる施策はさまざまです。

そして、このような施策でどれを実行すれば良いかという事は、受験勉強のテストのように答えがありません。
お客さんの状況に合わせてベストな施策を常に考え続けなければならないのです。

そのため、クライアントの要望に対してこれを実施してと簡単に提案できるようなものではなく、1クライアントごとに丁寧に施策を検討する必要があります。
これがWEBマーケティング職が激務になる理由の1つなのではないかと思います。

トラブルやクレームが起こるから

クライアントによってはクレームやトラブルが発生する事があります。

例えば
「要望と違うサイトデザインが納品された」
「思った以上にアクセス数が伸びていない」
「MTGの内容に不満がある」
などなど様々です。

クレームが頻発するというわけではないですが、こうしたクレームが発生した時はいつも以上に対応に時間がかかります。
丁寧な謝罪やクレームを解消するための施策立案など、やる事がたくさん発生するのです。

もちろん、しっかりと対応をしていればクレームが発生することはありません。
ただ、WEBマーケティング職を行なっていると、こうしたクレーム対応を1度は経験することになると思います。

ただし…激務を避けてホワイトに働くことも全然可能ーその2つの方法

これまでWEBマーケテイング職は激務と散々お伝えしてきましたが、全ての人が当てはまると言うわけではありません。

働く環境や働き方を選べばホワイトな環境に身を置くことも十分可能です。

ではどうすればホワイトな環境でWEBマーケティング職として働けるのか、解説をしていきます。

ホワイトなWEBマーケ会社を選ぶ

1つ目は言うまでもないですが、ホワイトなWEBマーケ会社を選ぶと言うことです。
やはりホワイトに働けるかどうかは「どの会社で働くか」が一番重要かと思います。

具体的には
・残業時間が少なくて
・研修制度がしっかりしていて
・人がある程度足りている
・リモート勤務で叩ける

会社へ転職をする事をおすすめします。

じゃあ↑の会社を探すにはどうすれば良いのか。
結論、下記のような手段で徹底的に情報収集をしてみてください。

ホワイト企業の探し方
・Openworksなどのクチコミサイトを徹底調査
・実際に働いた事がある人に直接連絡を取る(一番おすすめ)

企業の採用サイトに書いてある1日の残業時間はあてにしてはいけません。
生のリアルな情報を書いているところはほとんどないかと思います…

で、1番のおすすめは「働いた事のある人に連絡を取る」という事です。
TwitterやFacebook、Googleなどで社名を検索して働いた事がある人に直接連絡をとってみてください。
私の実際にこの方法で連絡を取り、リアルな残業時間を知る事が出来ました。

転職は人生に大きく影響を及ぼす大切な決断です。
ちょっとハードルが高いですけど直接連絡をとってみる事をおすすめします。

仕事の効率を上げて、少ない労力でも結果を出せるようになる

2つ目は仕事の効率を上げて、少ない労力でも結果をだせるようになると言う事です。

先ほどもお伝えしましたが、WEBマーケティング職はクライアントワークが多く、お客さんの求める結果をださなければいけません。
逆を言うと仕事をほとんどしていなくてもお客さんの結果させ出せば認められます。

つまり、お客さんの結果を出すために必要なタスクを効率化すれば、日々の労働時間を減らす事が出来ます。

例えばこんなイメージです。

仕事効率化の例
・MTGの資料をテンプレ化する
・レポートを自動で作成される仕組みを作る
・うまくいった施策を他のクライアントで転用する

こんな感じで「自動化」「ナレッジ化」を進めていけば、お客さんの結果を出すために必要な時間は少なくなります。

私の知り合いでもこのようにタスクを効率化して毎日残業時間1時間ほどで済んでいるWEBマーケターもいます。

ここまでくるにはある程度仕事に慣れている必要がありますが、逆を言うと結果を出すための道筋を最短ルートで描けるように慣れば、ホワイトな環境で仕事をする事が出来ますよ。

激務になる可能性があってもWEBマーケターをおすすめしたい3つの理由

実際私は世間一般的には「激務」と言われる環境でWEBマーケターとして働いています。(もちろん月60~80時間が余裕であれば激務ではないのですが… )

ただそんな激務の環境でも、私はWEBマーケターになる事を超おすすめしたいです。

その理由をご紹介していきます。

とにかく激務を忘れるくらい仕事が楽しいから

まず1つ目は、激務である事を忘れるくらい仕事が楽しいからです。

私は未経験でWEBマーケ会社へ転職する前に、大手企業で営業をしていました。
その時と比べると今のウェブマーケティング職は100倍楽しいです笑

WEBマーケティング職では、サイトを分析したり、WEB施策を立案・実行したりなど、頭を使って考える事が多いです。
この頭を使って考えている時間が私はとても楽しいと感じています(人によって変わるかもしれませんが..笑)
イメージとしてはRPGやテトリスをやっている感覚です。

前職はゴリゴリの営業職だったので、得意先への訪問やクレーム対応などがほとんどです。
どちらかと言うと頭を使うと言うよりは、とにかく汗を描きながら行動量でカバーをして、人として認めてもらう事が成績につながっていました。
そんな営業職は私の性格には合わなかったんですよね..笑

今はしっかりと頭を使って分析や企画を行い、それを実行していくという働き方なので、とても面白いと感じながら仕事をしています。

そしてその施策がはまった時はマジでアドレナリンが体に出まくる感覚でめちゃくちゃ嬉しいです。

なので、忙しさを超えるくらいの楽しさがあるWEBマーケティング職は超おすすめです。

市場価値がめちゃめちゃ上がる

2つ目は市場価値がめちゃめちゃ上がるからです。

クライアントワークを必死に行なっていると
・WEBを通して集客をする
ための能力が身についていきます。

で、この「WEBを通して集客をしたい」と感じている人は世の中にたくさんいるんですよね。
さらに、WEBマーケティングへのニーズは年々高まってきています。

そのため、「WEBを通して集客をする」という能力を身に付けておけば市場価値がめちゃめちゃ上がるんですよね。
「独立」をすることも簡単ですし、色々な企業への転職も可能になります。

つまり、食いっぱぐれない能力を身につける事ができると言うことです。

独立や転職の選択肢を広げる事ができれば、よりホワイトな環境に身を置く事も可能になります。
最初は大変な事もありますが、それを乗り越えた先に市場価値が圧倒的に上がるWEBマーケティング職は、ホワイト志向の方にとってもおすすめなんです。

企業選定や仕事効率化にに成功すれば充分ホワイトに働ける

3つ目の理由は、やり方によっては充分ホワイトに働けると言う事です。

これは先ほどもお伝えしましたが、企業によってはWEBマーケティング職でも残業時間を減らして働くことは可能です。

また、仕事に慣れてきたら自分でタスクを効率化して、残業時間ほぼ0で仕事を回していくことも十分可能です。

つまり、そもそもやり方によっては激務にはならず、ホワイトな環境で十分働くことができると言う事です。

さらにWEBマーケティング業界は「リモート勤務」を比較的柔軟に行うことが出来ます。
そのためやることさえやっていれば、周りの目を気にせずゆっくりと仕事をすることも可能。

ゴリゴリの営業会社や出社必須の大手企業よりはホワイトに働ける可能性が高いのかもしれません。

WEBマーケ転職に関する相談を無料で受け付けてます

以上がWEBマーケティング職がどれだけ激務なのかに関するリアルな実態です。

ただし、この記事を読んでもっと働き方について詳しく知りたいと感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、現役WEBマーケターである私が気軽に無料相談に乗ります。

些細なことでも構いません。WEBマーケターいついて少しでも気になることがあれば、転職に意思が全くない状態でもお気軽にご相談ください。

下記フォームからご連絡頂ければと思います!

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